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2019.12.05
家づくりのこだわり
テクノストラクチャーで災害に備える住まいづくりvol.2
こんにちは!前橋市にありますハウスメーカー「アカギホーム」です。
「テクノストラクチャーで災害に備える住まいづくり」
いよいよ今回から内容がスタートします。
(vol.1はこちら→https://www.akagihome.com/blog/commitment/11952.html)
今回はまず、「テクノストラクチャー工法が災害に強いワケ」をお伝えしたいと思います。
テクノストラクチャー工法とは、梁の木と木の間に鉄を入れた「テクノビーム」を使った家づくりです。
木は横から受ける力に弱く、地震や強風などで少しずつ歪んでしまいます。
そこで鉄を挟むことにより、通常の梁に比べて歪みが少なく、家の骨組み全体の歪みもおさえられるのです。
また、一棟一棟細かい構造計算を行い、災害シミュレーションも行っています。
建てた後に耐震診断をしても手遅れなため、設計段階で徹底的に計算とシミュレーションをします。
木造住宅の構造計算は、実は法律上義務付けがありません!
一般的な木造住宅のチェック項目が10以下なのに対し、テクノストラクチャー工法で建てられる家はなんと標準値で388項目、寒冷地では433項目!
この全てのチェック項目をクリアしなければ、お客様にお引き渡しすることはありません。
さらに、部材の品質にもこだわっています。
テクノビームの鉄骨部分には溶融亜鉛めっき処理が施されており、傷がついてもめっきが保護被膜をつくってサビから守ってくれます。
住宅品質に差が出ないよう、金具ひとつにまで細かな仕様を規定し、構造計算どおりの強度を確保しています。
そしてこの構造や品質をしっかり理解し、確かな技術を持った人間でなければ施工できません。
テクノストラクチャー工法の家を建てられるのは、所定の研修を修了したハウスビルダーだけなのです。
テクノストラクチャー工法の家が災害に強い理由、なんとなくご理解いただけたでしょうか?
次回からはさらに踏み込んで、部材や設備について紹介していきます。