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2025.6.12
平屋の隣にもうひとつの暮らしを。構造にこだわる物置づくりvol.2

こんにちは!前橋市にありますハウスメーカー「アカギホーム」です。
現在進行中の「母屋の隣に建てるテクノストラクチャー工法の倉庫」プロジェクト。前回のvol.1では、離れを建てることになった背景をご紹介しました(→https://akagihome.com/blog/14623.html)。今回は、アカギホームが採用しているパナソニックの構造工法「テクノストラクチャー」の特長を、もう少し掘り下げてご紹介します。
テクノストラクチャーの最大の特長のひとつが、「テクノビーム」と呼ばれる構造部材です。これは、木の梁に鉄を組み合わせた独自のハイブリッド梁。木だけでは実現が難しかった高い強度と耐久性を叶えることで、「たわみにくさ」=「長寿命」というメリットをもたらしてくれます。
この「たわみにくさ」は、実際の生活空間の快適さにも直結します。長年暮らしていくなかで建物に生じがちな歪みやきしみを抑えるため、経年劣化によるストレスが少ないというわけです。
今回のプロジェクトでは、お施主さまがこのテクノビームの特性に着目され、「物置だからこそ丈夫にしておきたい」とご希望されました。
隣接する母屋にお住まいのお施主さまからも、鉄の梁が現しになった構造を見て「これ、すごいインパクトあるね!」と嬉しいお声をいただいています。
住まいの「耐震性」といえば、大きな地震を想定したときにどうか、という観点がよく語られますが、日々の積み重ねにも強い構造かどうかというのも実はとても重要です。テクノストラクチャーは、そうした「目に見えない安心」をかたちにした工法だと、私たちは考えています。
7月の完成に向けて、工事は順調に進行中です。建物がどんなふうに仕上がっていくのか、どうぞ次回もお楽しみに!